本サイトではアフィリエイト広告を利用しています

経済指標のfxトレード手法を解説!15年使えたスキャルピング手法

スキャルピング経済指標アイキャッチ

※本ページにはプロモーションが含まれています。
※本記事は免責事項コンテンツ制作ポリシーに基づいて作られています。

この記事で解決できるお悩み
  • 経済指標にfxで勝てる方法はある?
  • 経済指標でリスクを抑えて取引したい!
  • 経済指標って危ないんじゃないの?

経済指標で100%勝つことは難しいですが、勝率の高いスキャルピング手法をお伝えします。

僕が15年間やり続けている方法で、今なお使えるものです。

10年前はアメリカの経済指標の発表でドル円が2円動くなど頻繁にありました。

そのため順張りで乗ることで大きく利益を出すことも可能だったんですね。


現在はそこまで動くことは稀ですが、僕はあるスキャルピング手法を使って指標発表の瞬間からトレードしています。


fxで勝ち続けるには自分だけの勝ち方を見つけていくことが一番重要です。

この記事の執筆者

投資暮らし執筆者


記事前半では経済指標の特徴について解説です。

記事後半では経済指標を利用してトレードシミュレーションをします。

  • エントリータイミングとポイント
  • 利益確定のタイミング

実際に筆者が取引しているスキャルピング手法を詳しく解説しますね。

目次

アメリカの経済指標の特徴

経済指標とは政府が決められた期間を集計して、経済の成長度合いを表す数値として公表しています。

その数値を参考に投資家は投資戦略を組んだりします。

また、中央銀行はその数値を元に金融政策の方向性を決めていきます。


経済指標を見る上で一番大事になってくるのが市場予想との乖離率です。


各証券会社が経済指標のカレンダーを公開しています。
そこに前回との比率、予想、結果と書かれています。

予想と結果が乖離すればするほど相場は大きく動くことを覚えておいてください。


まずはそれぞれの特徴を解説していきますね。

金融政策決定

アメリカFOMC
日本日銀金融政策発表
ユーロ連合ECB
イギリスBOE
オーストラリアRBA
カナダBOC

各証券会社の経済指標カレンダーには各国の政策金利発表の予定日を上記のように記しています。


この日、国ごとに政策金利と金融政策を発表します。
政策金利と金融政策は長期的に自国の景気を良くするために、中央銀行が市場に回るお金のコントロールをすることです。


そのため、一番相場が動く経済指標となります。
金融政策が180度変化した時は一方通行の相場になります。


金融政策を上手く活用したfxの取引の仕方は以下の記事を読んでマスターしてください。

雇用統計

雇用者の増減や失業率の増減、平均時給の増減などを合わせて雇用統計と呼ばれています。


2010年代ドル円が1日1円2円動いたのも、この経済指標です。


市場の予想より遥かに強い、または弱い数字が出ると一方通行の相場になることが一番多いのが雇用統計です。


大きな動きを期待できる点から、個人投資家が最も注目をしている指標です。


予想数値と大きく乖離した時ドル円は一方通行になりやすいです。

2024年2月2日雇用統計時1分足チャート

雇用統計の結果が予想と乖離していたので1,5円の一方通行となっています。

消費者物価指数

消費者がモノやサービスを買う際の価格の変化を表します。

つまり物価の変動です。
CPIとも呼ばれています。

中央銀行はインフレやデフレをコントロールするのも仕事の内です。

そのためCPIの数値が金融政策を決定するのに直結するので注目度は高いです。


市場の予想と違うと相場の変動も大きいですが、予想通りなら取引しやすい相場になります。

PCE

PCEとは米国の個人が消費を目的として支出した、商品やサービスを集計した指標です。

PCE価格指数は非営利企業も算出データに加わり、より範囲に対しての消費データを計上しています。

消費者が消費するときの物価変動による影響を見ることができ、2022年からインフレ対策をしているFRBは重要視しています。


FRBは「PCEデフレータの数値を気にしている」と発言していることからも、注目度は高いです。

取引のしやすさはCPIと同じで予想と乖離がなければ比較的取引しやすいです。

GDP

皆がよく知る、国内総生産です。
経済の成長率を意味しています。


速報値と確報値がありますが、投資家目線では速報値に注目です。


相場の変動はそこそこですが、すぐに戻ってくることも多いです。

ISM

ISMには製造業購買担当者景気指数と非製造業指数の2つがあります。


その名の通り製造業とそれ以外の景気を表す数値です。


50を上回ると「景気がいい」下回ると「景気が悪くなっている」と判断されます。


「景気が大分悪くなっているな」と判断されると株安になります。
景気の先行き、見通しに影響するので前月比も大事になってきます。

小売売上高

小売店の売り上げを計上したデータ。
GDPの3分の2が国民の消費という米国では、小売りデータは直球で経済動向に結び付きます。


相場変動もそこそこです。
取引はしやすい環境です。


他にもいくつか経済指標で使えるものがありますが、経済指標カレンダーに重要度が☆3となっているものは必ずチェックしておきましょう!


参考:経済指標カレンダー investing

経済指標トレードの勝ち方

指標でどっちに動くかわからないのにどうやって必勝に近づけるの?

それはアメリカの経済指標時にドル以外の通貨ペアでスキャルピングすることです。


何故ならアメリカの経済指標は一方通行or全戻しというパターンが多く、ドルの通貨ペアでトレードすると難しい相場になるからです。

ドルの通貨ペアで取引する場合ギャンブル要素がでてきてしまいます。


そこで、合成通貨でスキャルピングします。
合成通貨で取引するとドルの一方通行やドルの全戻しの動きにあまり影響を受けません。


捕まってしまうリスクが減るということです。

合成通貨はドルの綱引きで動きます。

ドルの綱引きとは?

その時の相場がドル主導で動く時に起こります。
アメリカの経済指標発表時は、ドルが最も売買されるため、合成通貨ではドルの綱引き現象が起こります。

アメリカ経済指標時のGBP/JPYの動き

指標でドル高になった場合

その時ドル/円は上昇し、ポンド/ドルは下落します。

ポンド/円はどうなるかというと、ドル/円ではドルが買われ円が下落し、ポンド/ドルではドルが買われポンドが下落します。


ポンドと円が下落し合ってるのでポンド/円は両方に引っ張られた状態になるんです。

これがドルの綱引きです。

アメリカ経済指標時のEUR/AUDの動き

指標でドル高になった場合

ユーロ/ドルの通貨ペアと豪ドル/ドルの通貨ペア、両方でドルが買われています。

ユーロと豪ドルどちらのがドルに対して売られているかでユーロ/豪ドルの値動きが決まります。

アメリカ経済指標時のEUR/GBPの動き

ユーロや豪ドルと同じで、どちらのがドルに対して売られているかで値動きが決まります。


上記3つの合成通貨でどう取引すればいいかを、前半でお話した経済指標を使って解説していきます。

経済指標のトレード手法 | 雇用統計発表時

2024年の2月2日の雇用統計のドル円チャートを見てください。

ドル円1分足チャート

2024年2月2日雇用統計発表時のドル円1分足チャート


雇用統計の結果は予想より大幅に改善し、ドル高の一方通行になりました。

「ロングしてたら爆益だけど、ショートしてたら・・・」


そう思う動きですよね。

雇用統計はドルの通貨ペアで取引すると結果によってはハイリスクハイリターンになります。


そのリスクを防ぐために合成通貨で取引します。

雇用統計をポンド/円でスキャルピング

以下のチャートは2024年2月2日の雇用統計発表時のポンド円チャートです

ポンド円1分足チャート

2024年2月2日雇用統計発表時のポンド円1分足チャート


ドル円が1,5円上昇しているのに比べるとポンド円は上昇幅も緩やかです。


何故なら先ほどお話したドルの綱引き状態にあるからです。

綱引き状態の時の取引方法


片方の方向に巨大なローソク足が出た時、もしくは連続的に同じ方向にロウソク足が出た時に逆張りするトレードです。


少しのpipsずつ抜くイメージです。


上記のチャートでは上昇気味ですが、下落気味の時も同じです。

エントリーポイントは①②③の3つ

2024年2月2日雇用統計発表時のポンド円1分足チャート

①発表2分後の大きな陽線が出たところでショート。

利益の確定はスキャルピングなので次の陰線です。

値幅は19pips


②連続的な陽線からショートを狙う場合、値幅と3~5つの陽線を意識します。


1本のローソク足の値幅が大きければ大きいほど綱引きが大きく傾いているため、ブレの部分を取っていけます。


3つ目の陽線からショート。
利益確定は無難に次の陰線。
値幅は13pips


「なんでそんなに早く利益確定するの?」
と思うかもしれませんが、発表から15分以内は綱を強く引っ張り合っている状態です。

値動きもぶれるため、早めに利益確定して次のタイミングを狙う方が良いです。


③連続的な陽線4本目からショート。
発表から15分ほど経過し、値動きが落ち着くパターンと落ち着かないパターン両方あります。


今回は指標開始から大きく上昇すると、ある程度戻りやすい合成通貨の特徴を利用して少し長めに保有し、適度な下落で利益確定。

値幅は最大25pips

雇用統計をユーロ/豪ドルでスキャルピング

次にユーロ豪ドルです。チャートを見てください。

ユーロ豪ドルで大事なことは、ほとんどの場合ドル高だと上昇し、ドル安だと下落します

何故ならドル高よりドル安の時のが市場はリスクオンの状態になり、相場はドル安株高の模様になります。


そしてオーストラリアの通貨はリスクオンの時に買われ、リスクオフの時に売られやすい通貨だからです。
ユーロよりも色濃く特色が出ます。


雇用統計でドル高になったため、ユーロ豪ドルは綱引きしていても上昇気味ですよね。
ドルに対してユーロより豪ドルが売られている状態です。

ユーロ豪ドル 1分足チャート

2024年2月2日雇用統計発表時のユーロ豪ドル1分足チャート

エントリーポイントは①と③


①発表の初動で早い動きです。
エントリーも可能ですが、1本目なので伸び具合を見極めるのが難しいです。
慣れれば取引可能になってきます。

上手くエントリーできれば次の陰線で利益確定して15pips


②は連続的な陽線ではないので見送ります。


③エントリー条件の連続的陽線4本(1本は陰線ですが上昇しているので陽線とみなす)が出ているのでショート。

少し保有して19pipsの利益。


ユーロ豪ドルは発表後の上昇または下落の流れの後、一時的に戻ってきやすい特徴があります


ただし、上記③でのエントリーのように1回だけがリスクが少ないです。


過去の傾向から、1回だけは戻ってくることがとても多いです。

雇用統計をユーロ/ポンドでスキャルピング

次にユーロ/ポンドです。

ユーロポンドは両方とも欧州通貨のため、ドルの動きで動いてる時は捕まるリスクが低いです。


リスクが低い代わりに値幅も少ないです。

エントリーポイントは②

2024年2月2日雇用統計発表時のユーロポンド1分足チャート

①初動は上髭陰線となっていますが、値動きも早くエントリーは難しいです。


②連続的な陰線が出て、初動の値動きからさらに下落しているのでエントリー条件は満たしています。
少し上昇するまで引っ張ります。

利益確定で10pips


ユーロ/ポンドもユーロ/豪ドルと同じように1回は戻りやすい傾向で、上記のチャートパターンはよくあるので覚えておきましょう

経済指標のトレード手法 | 中くらいの注目度の経済指標時

上のチャートはPCE発表時のドル円の1分足チャートです。

ドル高で反応した後ドル安になり、その後またドル高に反応しています。


指標の結果も予想と大きく乖離していないため、上下の値幅も40pipsほどで比較的緩やかです。

雇用統計のようなビッグイベントよりも、緩やかな動きをする指標のが取引リスクは減少します。


一方的な動きになりづらいので分割エントリーやナンピンで対応しやすいのです。

PCEをポンド/円でスキャルピング

エントリーポイントは①②③④

①指標発表直後の1分足の動きなのでエントリーするのはリスクが伴います。

エントリーする場合は最初の1分の終わり際に伸びきった所でするのが上手な取引になります。

ショートでエントリーできれば値幅は最大10pips


条件が整っていれば、初動の↓に行ったときにロングもアリです。
後半の注意点で解説します。


②全通貨が緩やかな動きなので1本のローソク足が短いです。

その時は連続的な陽線を4本~6本と待ってから引き付けてエントリーする方が良いです。

ショートでエントリーして値幅は最大12pips


③連続的な陽線から引き付けてエントリーしましたが、あまり下落せずにもう少し上昇したパターンです。


④で分割エントリーすることで対応していきます。

③は3pips ④は最大16pips

PCEをユーロ/豪ドルでスキャルピング

エントリーポイントは①②③

①は早い動きで上下にヒゲをつけています。

目押しが上手な方はチャレンジできます。

最大15pipsの値幅です。

②比較的大きな陽線が出たので条件を満たしショートでエントリー

値幅は最大11pips

その後連続的な陰線からロングでエントリーできますが、その後の上昇幅は少ないです。


③の所まで引き付けてロングエントリーすると大きな戻りを狙えることとなります。

値幅は最大23pips

指標トレードを身につけると、毎回の経済指標が楽しみになりますよ!
ぜひ何度もチャレンジして癖やパターンを掴んでみてくださいね。

経済指標でトレードする時の3つの注意点

1:通貨のトレンド最終局面では取引を控える

例えば、長く続いた円安相場が国策の変化などで円高トレンドに転換した場合、これまで円売りが優勢だった状態から急に円高が優勢になると、トレンドの反動力が働いて指標発表時にも円高力が強く出ます。


そのためアメリカの経済指標発表結果がドル高でもドル安でもポンド円は下落圧力が強くなり、一方通行になるケースがあるんですね。

例)実際にあったリスクのあるケース

その時の中期的なトレンドは強いドル高と円安トレンドで、ポンドはまちまちでした。


長くドル高が続いている状態の時、アメリカの物価に関わる経済指標でこれまでドル高の理由になっていた指標の数値が一転しました。


急な変化に市場では強烈な反動力が働き、超ドル安となってポンド/ドルは大きく上昇しました。


ドル円はどうなったかというと、元々円安トレンドだったためポンド/ドルに上昇に比べるとドル/円の下落は小さめになっていました


超ドル安+ドル円の下落を円安が支え、ポンド円は1円近い一方通行となりました。

トレンドの理由を担う経済指標は要注意です。

この指標でトレンドが変わるかもしれない」という場面では経済指標トレードはしないことをオススメします!

2:トレンドと直近の流れを見る

アメリカの経済指標でポンド/円を取引すると仮定します。

この時調べなければならないことが2つあります。

  • ポンド高傾向なのかポンド安傾向なのか
  • 円安傾向なのか円高傾向なのか


2024年2月15日に発表された米小売り指標を例に解説します。

米小売りの結果は予想より大幅悪化でした。
ドル安で反応し、ドル円の下落に連られてポンド円も初動は下落スタートです。


この時ドル円は円安トレンドを形成していて、小売り発表より2週間ほど前に日銀高官から円安容認発言も出ていました。

こういった円安を支える材料がある時に指標で下落した場合、上のチャートのようにポンド/円は下髭をつけて上昇する傾向があります。

下髭の所でロングするとスプレッドを考慮しても40pips近くの短期的上昇です。

連続的な陽線と最後の大陽線でエントリー条件は整ったので、ショートを入れると25pipsの利益


「円安に支えられている」と判断するなら次の連続的陰線からの大陰線でロングを入れると18pips取れることになります。

完璧なトレードには練習が必要ですが上手に全て取れると30分の間に80pipsの利幅が取れる計算です。


このようにファンダメンタルズやトレンドを意識することで、勝率を高めていくことができるのでしっかりと下調べをしてから経済指標に臨みましょう!


また、指標発表の直前に大きな流れが出ていたら見送ることもリスクを抑えるコツです。

3:通貨の強弱を調べる


現在の通貨単体が現在上昇トレンドなのか下落トレンドなのか、強いのか弱いのかを調べることができます。

以下のチャートを見てください。

通貨の強さのチャート
引用元:OANDA証券


OANDA証券さんの通貨強弱チャートがこちらです。


中央の0から上側にあればその通貨が強く、下側にあれば弱いことを教えてくれるチャートです。

指標前に必ずチェックしましょう!


綱引きトレードをする上では、取引に関わる通貨が極端に0から離れていない状態の時が好ましいです。

逆に通貨強弱を利用して

円高トレンド時だから、指標でポンド円が上昇したらショートしやすい


円高トレンドだから初動で下落したらロングは気を付けよう


と、上手く活用することもできるのです。

経済指標の綱引きトレードで取引できる通貨一覧

ポンド/円ポンド/豪ドルユーロ/豪ドル
ユーロ/円ユーロ/ポンド豪ドル/ニュージーランドドル
カナダドル/円ポンド/カナダドル豪ドル/カナダドル
スイスフラン/円ポンド/スイスフランユーロ/ニュージーランドドル

数多くの合成通貨ぺアがあります。
これら全てで経済指標のトレードはできます。


値動きが少ないと証券会社のスプレッドによっては利益を出しづらいこともあります。


ご自分の利用している証券会社と通貨ペアを組み合わせて、デモトレードでシミュレーションしてみましょう!

これまで解説してきたような動きにならなかった場合、それは

どちらかの通貨に綱引きが偏っていると判断して損切り、もしくは早めの利益確定をオススメします。


経済指標は数多くあるのでチャンスは何度でも訪れます。

執着せず次の機会を狙いましょう!

どこの証券会社がおすすめ?

スキャルピングしてもOKの会社を選びましょう。
凍結リスクがあります。

海外fx業者を利用すれば、経済指標トレードに何の制限もない業者があり、大きなlot数で特大の利益を狙うことも可能です。

管理人は国内海外合わせて50社以上の口座を開設しているため、利益を出しやすい口座を知っています。
是非参考にしてくださいね。

経済指標スキャルピングトレードのまとめ

  • 合成通貨で取引する
  • 比較的緩やかな動きの指標で取引する
    雇用統計などは値幅は大きいがリスクは上がる(慣れが必要)
  • ファンダメンタルズとトレンドを確認する
  • 通貨強弱を見ておく
  • 指標発表前に流れが出ているか注意する


指標ごとに癖やパターンがあるので、それを掴めば素晴らしいトレードができるようになります。
是非練習してみてくださいね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次